塗装工程の中で最重要とされる素地調整(下地処理)
簡単に言うと「塗装に適した表面へ変える」加工方法ですが、
数ある素地調整の方法でブラストは最も効果的とされています。
原田鉄工では自由度の高いエアー式ブラストを採用しています。
コンプレッサーで圧縮した空気と一緒に研磨材を高速で噴射し、対象物の表面を加工する方法です。
作業者はタンクから伸びる太いホース先端に付けたノズルで加工箇所を狙い、少しづつ表面を加工していきます。
金属の表面を削るために体が浮くかと思うレベルの圧力で噴射するので、実はかなりの重労働となります。
ブラスト加工後の表面は研磨材が衝突したことで表面は研削され...
表面に付着していた錆や汚れ等の不純物を除去し、微細な凹凸を無数に形成します。
凹凸の平均粗さは50μm前後(0.05mmです)とかなり小さい値ですが、そこへ塗料が入り込み硬化する事で密着性を向上させています。
また不純物の除去と同時に表面を平滑化する効果もあるので、塗装の仕上がりを良くする事に繋がります。
今まで電動工具による2種ケレンや脱脂のみで塗装を行っているのでしたら
製品の長寿命化やメンテナンス頻度削減のため、一度ブラストで素地調整をしてみませんか?
【1種ケレンと2種ケレンの比較】
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【ライフサイクルコストを低減させる塗装】