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「原鉄メールマガジン」|Vol.8 発行責任者:垰

  公式ホームページ:https://harada-tekkou.co.jp/

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原田鉄工株式会社


いつもお世話になっております。
原田鉄工株式会社 垰です。

2023年9月より始めました原鉄メールマガジン
今回も月に1度「原田鉄工について」や「お役立ち情報」、「豆知識」など
届けする為、Vol.8を配信させていただきます。

前回配信「塗装不良の原因と対策」  
また過去配信した原鉄メールマガジンはこちらから読み返せます。

お時間がありましたら、最後までご一読いただけると幸いです。
配信停止希望の場合はお手数ですが、こちらをクリックしてください。

前回は「塗装不良」について紹介しました。
塗装不良とは液体・粉末などの塗料で塗装を行い、乾燥前や乾燥後の塗膜へ
不具合が生じる事で塗料持つべき性能が発揮されない状態の事です
見た目の仕上がりが悪くなり美観を損なう、想定した保護機能が発揮されず
塗膜の早期剥離や素地の腐食などの深刻な問題を引き起こす可能性があります

複雑に構成された塗料は配合方法や手順、塗装する環境や道具や方法などの条件が
1つでも不適切な要素があると塗装不良の原因となってしまいます。

これだけ聞くと「じゃあどうやって防げるの?」と思ってしまいますが、
塗料には説明書がありそこに前工程の素地調整から適合するシンナー、
配合の方法や塗装の圧力やチップなどが細かく記載されています。
この塗料説明書を遵守する事で技術的な不良以外は大体防ぐことができます。

なので塗装不良を防ぐ事は比較的簡単なものが多いのですが、
修正は不良となっている部分を研磨したり、塗装を剥離させる必要があったりと
ものすごく大変な作業になります

塗装不良を発生させないようにしっかりと塗料説明書を理解してから
塗装を行うようにしましょう

第8回メールマガジンは塗装しても剥がれる塗装できないなどのイメージがある
ステンレスやアルミの塗装についてです。
実は適切な下地処理と塗料を選定する事で問題なく塗装できます!
今回はステンレスとアルミの塗装方法について紹介していきます。

ステンレスやアルミの塗装方法

ステンレスとアルミについて

ステンレスは鉄とクロムを混ぜて作られた合金、アルミニウムは単体では非常に

柔らかく強度も低いので他の金属と混ぜ合金として使用される事が多いです。

混ぜる金属の種類や比率を変える事で様々な特色が生まれるため、

多くの種類が流通しています。

似たような見た目をしており、どちらも空気中の酸素と結合することで酸化被膜という薄い膜を形成する性質があり錆びにくいといった特徴があります。


塗装方法

ステンレスとアルミは表面が非常になめらかで特殊な性質なので、普通の塗料を

そのまま塗装するだけでは塗料が密着できず簡単に剥がれてしまいます。

ですが、適切な方法で塗装を行えば長期間剥がれない塗膜を作ることが可能です。


①表面の洗浄

表面に付着した油分、ごみ、汚れを確実に取り除く必要があります。

有機溶剤や洗剤、脱脂剤などで拭きあげる事で表面を洗浄します。

また洗浄した後はしっかりと表面を乾燥させる必要があります。


②表面の研磨

なめらかなで塗料が密着しにくい表面を密着しやすい表面に変化させます。

研磨で表面に細かい傷が作られ塗料が入り込むため、密着性が向上します。

研磨はブラスト処理、ワイヤーブラシやサンドペーパーで擦るといった方法があります。


③専用の下塗塗料

アルミやステンレスは専用の下塗塗料で塗装する必要があります。

通常の塗料では研磨を行った表面でも密着できず早期剥離の可能性があります。

アルミの場合熱膨張率が高いので気温変化が激しい環境の場合、

断熱や遮熱効果のある塗料を使用すれば更に塗装剥離を予防・防止できます。



ステンレスやアルミを塗装するメリット

塗装する方法を紹介しておいて今更ですが、錆びにくいステンレスやアルミを

塗装するメリットがあるの?と思われるかもしれません。

ステンレスやアルミを塗装するメリットは多くあります!

まず錆びにくい性質ではありますが、もちろん錆びないわけではありません。

特に屋外などで使用される場合には雨、ゴミ、油分、塩分などが

表面に付着する機会が多く発生してしまいます。

小まめに拭き取ればそれほど問題ではありませんが、放置しておくとそこから腐食は進行し錆びてしまいます。

更に錆びやすい金属の鉄などが表面に接触する事でおこる「もらい錆」は

ステンレスやアルミが錆びてしまう多くの原因となります。

これらは塗装を行うことで防ぐことが可能で、塗装されたステンレス・アルミは

更に耐腐食性・耐候性を向上させることができます

また塗装によって色や質感を追加しデザイン性を向上させるといったメリット

あります。


まとめ

錆びにくい性質をもったステンレスやアルミは非常に優秀な素材ですが、

                       錆びないわけではありません。

表面に異物が付着することで錆びてしまう事が大半なので、塗装で表面を保護する

事で更に錆びにくく長持ちさせる事ができます。


しかし適切な方法で塗装をしなければ、せっかく塗装してもすぐに剥がれてしまう可能性が高いので注意が必要となります。


ステンレスでも錆びる!?原因と錆を落とす方法

塗装を長持ちさせるためには?

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ステンレスやアルミを十分に研磨する作業は大変で中々難しいですが、

原田鉄工のブラスト加工なら複雑な形状の製品でもしっかりと研磨する事が可能です!


ブラスト加工により複雑な凹凸が形成された表面は塗料がしっかりと密着する事で

長期間に渡り、塗装が剥がれるのを防いでくれます。


厳しい環境下で使用するので耐腐食性・耐候性を向上させたい、鮮やかな色で塗装

することでデザイン性を高めたいなどの理由で多くのアルミやステンレス製品へ

塗装を行ってきました。


ステンレスやアルミの塗装でお困りの際には原田鉄工へご相談ください!

グリットブラストとサンドブラストの違い

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ステンレス製の配管を塗装します。

剥がれる事が無いようにブラスト加工でしっかりと研磨してから塗装を行って

いきます

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鉄・ステンレス・アルミに関わらず金属塗装の事ならお任せください。

何を塗ればいいか分からないなど仕様が決まらない場合でも選定可能ですので、

お気軽にご相談ください。

ご相談、御見積りなどお気軽にお問い合わせください。 担当:垰

ブラスト・塗装だけでなく製缶加工も承っております。

原田鉄工の営業日

2024年度 営業日カレンダー

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

   

今月のたお

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3月なのに雪が降る地方があったり意外と気温が低い日が多かったイメージですが広島ではこの前本州最初となる桜の開花宣言がありました。

桜が咲いてくると急に暖かくなった気分になります。

春が近づいて、これからヒノキの花粉が多く飛散するらしいので花粉症の方はお気を付けください。


3月の末に息子の誕生日があり、ついに3歳になります!

2歳も気が付けばあっという間でしたが、最近は保育園で年少さんになるために色々練習しているおかげか出来る事がすごく増えてきました。


着替えやお片付けはもちろんですが、

語彙も増えてきて急に普段家庭では話さないような単語や言い回しでしゃべることもあって、ほんとどこで覚えてきたんだってなります笑

あと全然やる気?がなくいつもオムツにしていたうんちやしっこも一人でトイレやおまるに行って頑張っています。

トイレやおまるで出来たら全力で褒めるので、いつも成功したら全力ダッシュで

報告に来てくれます。

なので、休みの日は息子に「うんちでたよ!見てー!」とベットから

引っ張り出されトイレを確認し成功を祝うこと事から一日が始まります。

ベットから確認したフリをして褒めても許してもらえず、しっかりと見て感想を述べて褒めるまでが1セットです。

ちょっと複雑な気分です。


出来る事も増えた分、欲しいものも多くあるみたいで誕生日プレゼントを探しに

出かけると「これかう!」と次々におもちゃを両手に抱えていきます。

逆に何をプレゼントするか悩みましたが、今回はプラレールのセットにしました。

部屋を綺麗に片付けないと遊べない諸刃の剣ですが。


息子がどのくらい喜んでくれるか楽しみなので、早く渡したいです!

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設計から塗装まで なんでもお任せ下さい。

発行:原田鉄工株式会社

〒733-0036

広島県広島市西区観音新町3丁目10-11

TEL:082-232-2445

MAIL:bousei@harada-tekkou.co.jp

担当:垰

携帯:090-3742-9768

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